HiHi Jets作間龍斗「三井のリハウス」CM中止――あの日、画面から消えていったもの
あの日、いつものようにスマホを開いて、芸能ニュースを眺めていた。
そこで目に入ってきたのが、
「HiHi Jets作間龍斗『三井のリハウス』CM中止」
というニュースだった。
一瞬、「えっ」と声が出た。
三井のリハウスのCMといえば、作間龍斗くんが“独立する息子”役として出演していたもの。2019年4月に発表されたCMでは、母親役の鶴田真由さんと共演し、息子の独立をきっかけに母親が新しい生活へ踏み出していく姿が描かれていた。
CMそのものは、派手な演出があるタイプではなかった。
だからこそ、作間くんの存在が妙に印象に残った。
まだ若いのに、少し大人びた雰囲気があって、「息子」という役柄にも不思議なくらい馴染んでいた。
そして今回、三井不動産リアルティは、作間くんの活動自粛を受け、CMだけでなくWeb動画やポスターなどについても素材利用を中止すると発表。
「順次新しいビジュアルに切り替える」
という内容だった。
ニュースを読んだとき、いちばん強く感じたのは、
「CMって、本当に突然なくなるんだな」
ということだった。
昨日までテレビの中にいた人が、企業の広告からいなくなる。
もちろん、CMは企業とタレントの契約の上に成り立っているものだから、事情があれば変更されることは理解できる。
それでも、ファンの側からすると、単なる広告の差し替えではない。
「あのCM、好きだったな」
「あの表情、もう見られないのかな」
そんな小さな記憶まで、一緒に消えてしまうような感覚があった。
今回のニュースをきっかけに改めてCMを思い出してみると、作間くんが演じていた“息子”という役が、妙にリアルだったことにも気づく。
家を出ていく息子。
その背中を見送る母親。
そして、子どもが独立したあとに始まる新しい暮らし。
不動産会社のCMなのに、単純に「家を売る・買う」という話ではなく、家族の時間が変わっていく瞬間を描いていた。
だからこそ、作間くんの出演は印象に残っていたのだと思う。
そして9月10日。
そのCMの素材利用が中止されることになった。
ニュースを見たときの、あの何とも言えない寂しさ。
「もうテレビで流れなくなるんだ」
という現実が、記事の文字だけでも妙に生々しく感じられた。
CMは数十秒。
でも、その数十秒を何度も見ていると、いつの間にかその人の“イメージ”として自分の中に残っていく。
だから、CMがなくなるというのは、ただ広告が一つ減るという話ではないのだと思う。
作間龍斗くんの「三井のリハウス」は、2019年5月から9月までの短い期間のCMだった。
けれど、短かったからこそ、余計に記憶に残った。
今振り返ると、あのCMを見ていた時間そのものが、ひとつの時代だったようにも感じる。
芸能ニュースを追いかけていると、華やかな話題ばかりに目が行きがちだけれど、こういう「突然、見られなくなったもの」にこそ、その時代の空気が詰まっている気がする。
今回のCM中止も、単なる広告の変更として片づけるのではなく、
「当時、作間龍斗くんがどんな場所で、どんな役を演じていたのか」
を思い出すきっかけとして記憶しておきたい。
テレビから消えた数十秒のCM。
でも、その数十秒を覚えている人にとっては、決して“ただのCM”ではなかった。
そんなことを、ニュースを読みながら改めて感じた一日だった。https://www.mf-realty.jp/news/2019/re_pdf/20190910_01_01.pdf
TVCF「リハウスしようか~妻とボク~」篇および「リハウスしようか~息子の独立~」篇の
販促物における一部素材の利用中止について
【外部リンク】
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201909100000383.html
HiHi Jets作間「三井のリハウス」CM中止
【外部リンク】
https://www.oricon.co.jp/news/2144105/full/
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